デイトモア・モーレ


さよなら さよなら 僕の愛しい人 

逆さまの空 ずぶ濡れのスニーカーで 雲を蹴る

 

何も間違っていない だけど 正しくもない

聞き分けの無い古傷が 寝ても覚めても痛みます

 

不思議の国でもなく 愛の力でもない

出来の悪い映画を観ているみたいだろ

 

小さな日々の中を 回り続けるメリーゴーランド

5つ数えて目を開けた その先に映る未来に

誰一人 手を振る人がいなくても

 

退屈なテンポで時間が進むのなら

心臓は倍の早さで 胸を打つ景色が見たい

何一つ叶わない 夢であっても 君はきっと笑ってくれる

 

 

運が悪い日も 負けが続いていても

期待値を追って 挑む馬鹿さに 大きな大きな拍手を

 

失しなって 空っぽも ある意味じゃ 新しい

怖いけど ひと言で云うなら あっぱれだ

 

レールに乗せられて 回り続けるメリーゴランド

飾りの涙をキラキラ ぶら下げて映る未来を

振り切るよ 何度も胸に鞭打つ様に

 

綺麗に生きるなんて そんなの野暮じゃないか

君がいない隣の席  焼き付いたあの日のワンシーン

淋しさも憧れも通り過ぎて 懐かしい風になるだけ

 

 

小さな日々の中を 回り続けるメリーゴーランド

5つ数えて目を開けた その先に映る未来に

捜していた 迷子の僕を迎えに行こう 

 

退屈なテンポで時間が進むのなら

心臓は倍の早さで 胸を打つ景色が見たい

何一つ叶わない 夢であっても 僕は きっと